アドソーブ「ダチョウ抗体原料」とは?

世界初! 化粧品の原料に採用。「ダチョウ抗体原料」

抗体とは・・・・・・

人の体には、ウイルスや細菌が入ってくると、これに抵抗して体を守ろうとする働きがあります。
このときに働く物質のことを「抗体」といいます。ウイルスや細菌が悪い働きをしないようにするタンパク質の一種です。

イメージ

なぜダチョウの卵?

  • 驚異的な免疫力と回復力
  • 生命力が強く、寿命は60年
  • ダチョウの命を犠牲にすることがない
ダチョウ抗体原料の特徴

ダチョウの抗体原料は・・・・・・

ダチョウ抗体原料の研究は、元々、がん治療を目的としてスタートし、医療用抗体として開発されました。
抗体原料は副作用がなく、安全性が非常に高いため、世界的に注目を集めている原料です。

ダチョウから抗体原料を取り出すメカニズム

無害化した成分をダチョウの体内に入れると、抗体が体内からで作られ、卵にその抗体が移ります。
こうして産まれた卵から卵黄だけを取り出し、遠心分離機で抗体を分離、抽出したものが抗体原料(ダチョウ卵黄エキス)です。

イメージ

開発者

写真
京都府立大学 生命環境科学研究所教授
獣医師 獣医学博士

塚本 康浩
1968年京都生まれ。獣医学博士。
京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授。大学発のベンチヤー「オーストリッチファーマ㈱」を設立。約500羽のダチョウを飼育し、卵から様々な抗体を精製、実用化を日々研究中。2009年産学官連携功労者表彰「文部科学大臣賞」受賞。
2012年「花粉抗体入りマスク」「アトピー用化粧品」の開発にも成功。

大阪大学大学院医学系研究所にて
抗体美容医科学寄附講座を開設

世界で初めて開発に成功した抗体原料配合化粧品を用い、形成外科、美容外科の術後のスキンケア、またアトピーやニキビなどの肌トラブルで悩む人々へ解決策を提供することを目指し、高田章好持任教授を中心として研究に取り組んでいます。

目的

  • 世界初であるダチョウ抗体配合化粧品の有用性の検証並びに実証
  • ダチョウ抗体由来製品の可能性の追求、製品化
  • 形成外科、美容外科の術後のスキンケアアイテムとしての有用性の検証並びに実証
  • モニターによるエビデンスの取得
  • ダチョウ抗体を用いた抗体美容医科学の確立

大阪大学

世界の「知」が集うシンガポール≪バイオポリス地区≫で、国立分子細胞生物学研究所(IMCB)との共同研究。

シンガポール政府が設立した、国際的なバイオメディカル(生体医療工学)分野の研究開発拠点≪バイオポリス地区≫にてR&Dセンターを設立。
シンガポール国立分子細胞生物学研究所(IMCB)との共同研究を軸として、複数の公的機関と、スキンケア製品・アレルギー対策製品等の開発、マーケティングを行っています。

地図

国立分子細胞生物学研究所(IMCB)

シンガポール政府によって生物医学に関する研究開発を振興・支援するために1987年に設立された。
生物医科学の6つの分野(細胞生物学、発生生物学、構造生物学、 癌感染症、生物学、トランスレーショナル・リサーチ)に重点を置いた世界水準の研究機関で、世界の産業及び研究機関と連携した国際的研究拠点でもある。